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Indexデマ・陰謀論
『自民党を支持してるのは、有権者の たった 17%』の 大嘘(笑)


 ■『自民党を支持してるのは
   有権者の たった 17%』
        の 大嘘(笑)

執筆 2023年 03月25日   更新 2023年 11月10日 

僕は ここ15年ほど、一貫して
「自民党」を 支持
しています。





理由は色々とありますが、
大きな要因は 2つ。


1つは、『今の野党が、
単なる「アンチ自民党」でしかなく、
明確な方針が見えない点』


(あるいは、方針が明確になっていても、
それが「現実的ではない理想論」で終わっている ため)




そして もう1つは、

『野党を支持している者に、
おかしな輩が やたらと多い点』
です。

 




『その団体の正体は、
その支持者たちを見れば分かる』

というのが、

僕が 団体を判断するときに使う
1つのコツ なのですが、


野党支持者には
猛烈な「アンチ自民」が多く


その批判理由も、
朝日・毎日・中日といった
『アンチ自民マスコミ』の
受け売り
が ほとんど…



支離滅裂な感情論 をわめき、

明かに片寄った(片寄らせた)データを
妄信したり 意気揚々と掲げてくる
姿は、

「支持政党の違い」関係なしに
『そもそも 人間として
信用できません』






そんな アンチ自民 が、

最近 Twitter などで
自慢げに掲げている のが、
下の画像 です。


2019年 参議院比例代表選(多分)の政党別得票率

(見やすくするため、元画像の 明度・コントラストを上げています。
なお元データは、『2019年 参議院 比例代表選』のものと思われます)


(ちなみに このグラフ、実は 少し おかしい ことに後から気づきました。
詳細は、このページの一番最後 で…)




「アンチ自民」たちは、
この画像を掲げて、


『このグラフが示す通り、
自民党の支持率は、
「有権者の 17%」に すぎない!』



『野党の得票(緑)を見てみると、
実は 自民党の得票を上回っている!



『だから自民党は、
本来 与党になる価値のない政党 だ!
「国民からの信任を得た」とか、笑わせる!』



『皆が投票に行くようになれば、
支持率はアッというまに変動して、
自民党政権は 即座に崩壊 する!』



『日本を本当に愛する人々よ!
「自民党の独裁政治」を終わらせるため、
絶対 投票に行けっ!!』


と、意気揚々と 主張
しているのですが…

頭の悪すぎるアンチ自民「肉球にゃん三郎」w

(このグラフの作成者が、この「肉球にゃん三郎」という
ユーザーかどうかは不明ですが、
とりあえず こんなツイートでも「1万いいね」もらっていたので、
分かりやすいサンプルとして使用させていただきました)





データの見方を
きちんと知っている方
であれば、

これらの言葉が、
いかに『ウソ』と『詭弁』に
まみれているかが 丸わかり

かと思います。

 



ただ、悲しいかな世の中には、

「一見 分かりやすそうなデータに
隠された『ウソ』を見抜けず、
コロリと騙されてしまう人間」
も、
どうしても一定数 存在します。



そこで 今日は、

『このグラフの 本当の意味』と、

『アンチ自民たちの
ウソと詭弁の正体』
について、

皆さんと ご一緒に
楽しんでみよう
と思います。

 


【目次】

  - 『自民党支持は、
    有権者の 17%にすぎない!』は 本当か?

  - 『だから自民党は、本来
   与党になる価値のない政党だ!』は 本当か?

  - 『皆が投票に行くようになれば、
    自民党政権はアッというまに崩壊する!』
     は 本当か?




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■『自民党支持は、有権者の
17%にすぎない!』
は 本当か?



まず、先ほどのグラフを
もう一度 よくよく 見てみましょう。


2019年 参議院比例代表選(多分)の政党別得票率



なるほど、

たしかに このグラフや表を見ると、
「自民党の得票は 全体の 17%」
に 収まっているようですね。


だとしたら、
自民党を支持しているのは
『有権者の たった 17%』

という アンチ自民の主張 は正しいのか?





もちろん
大間違いです。



「投票した有権者」が
49% だけ
なのに、
100%ではない 点に注意)

どうして
『(全)有権者 の 17% 』
などという結論が
導けるのだか…
(笑)



「自民党支持は、有権者の 17%」
という戯言は、

『投票を棄権した 残り 51%の投票者が、
全員 自民党を支持しない

という

ありえない仮定 に もとづいた
暴論 なのです。






例えば あなたが、
誰かと口論になったとき、

相手が、「俺と あんたの口論だから、
それぞれの意見の支持者は
「50% vs 50%」で 同点だな。


でも、周りで黙って見てる8人は
「俺に賛同するに決まってる」から、


結果「90% vs 10%」で
俺の勝ちが確定だ!





などと言い出したら、
あなたと周りの8人は
唖然とする
でしょう?

 



こうした 我田引水 を、
少しも自覚できずに
やらかしてしまっているのが、

こんなグラフで
『自民の支持は 17%』と
結論してしまっている

「アンチ自民」たち なのです。





【下へ 続きます】



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■『だから自民党は、
 本来 与党になる価値のない
  政党だ!』は 本当か?



先述の通り、

「自民党は 17% しか、
支持されていない!」


「だから 自民党は、
与党たる資格がない!」


というのが、
このグラフを元にした
「アンチ自民」 ご自慢の結論 ですが…



彼ら・彼女らは
自分で言っていて、
その主張の トンデモナイ穴
どうして 気づけないのでしょう…?





なるほど、たしかに
「自民党の得票率は 17%」です。


でも、ならば
野党は どうでしょう?


2019年 参議院比例代表選(多分)の野党の得票率



表を見れば 一目瞭然 です。

最大勢力である
「立憲民主党」ですら、
自民党の半分にも満たない
『8%』しかありません。



「れいわ」「社民党」
あたりになると、
もはや 気の毒になるほどの
「低 得票率」です。






『自民党は、全体の 17%の支持
しか無いくせに、偉そうにするな!』

などと
野党支持者が 大声はりあげて
笑えば笑う
ほど、

野党の議員たちは
恥ずかしさに身もだえ、
頭を抱えこむ
ことでしょう。



「思慮の浅い批判」は、
ブーメランのごとく跳ね返ってきて
味方陣営に降り注ぐ
ことを、

「アンチ自民」の方々は
重々 自覚されるべき
かと思います。

 



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■『皆が投票に行くようになれば、
自民党政権は アッというまに
崩壊する!』は 本当か?



先ほども述べましたが、
この主張は

『投票しなかった人間の大半は、
野党支持者に決まっている!』

という

裏付けゼロの、我田引水な妄想
を 論拠(?)としています。





でも、普通に考えれば、

『実際に投票された結果を、
そのまま「投票率 100%」まで
相似拡大 したもの』に
収まるのが自然
です。



だとしたら、
自民党の得票率は「35.3%」と、
有権者の「ほぼ3人に1人」が
自民党支持
に…


野党は、
最大手の立憲民主党ですら
「15.8%」(有権者の6人に1人)
で、

なんと 投票率100%であっても
『得票率 17%』を下回る

ことになります。



『自民党の支持は、たった 17%』
と 笑っていた野党支持者たち
は、

この事実を知ったうえで
笑っているのでしょうか?


 



そもそも、

『皆が投票に行くようになれば
野党の得票が増える』

ということは、

『自民党支持者より、
野党支持者たちのほうが、
投票をサボる 怠け者で〜す』

と 断言しているも同然なのですが…?



自分の見つけた理論(笑)に陶酔して
こんな 痛恨の オウンゴール
をしでかす野党支持者たちの
オッチョコチョイぶりには、

これを書きながら
呆れはてるばかり です。

 



「思慮の浅い批判」は、
ブーメランのごとく跳ね返ってきて
味方陣営に降り注ぐ
ことを、

「アンチ自民」の方々は
重々 自覚されるべき
かと思います。(さっきも書いた)

 



れいわ新選組 山本太郎、「自民党は全有権者の2割程度しか票を得てない」と演説

ちなみに これは、2023年9月に Twitter(X)で見つけた
「れいわ新選組」の代表「山本太郎」氏による演説の画像 です。

「自民党は、全有権者の2割程度しか票を得ていない」から、
選挙に行っていない残り5割ほどの人たちが本気を出せば、
社会なんていくらでも変えられる(政権交代ができる)!

というのが その主張です。

この演説が何時のものかは不明ですが、
2023年現在「ネットで論破されつくした詭弁」を、
事もあろうに 党代表が意気揚々と主張している 光景に、
笑いを通りこして 悲惨なもの を感じます。

(というか、むしろ この演説こそが
『自民党の支持は たった17%』のデマの大元 なのだろうか?)



そもそも『全有権者の 0.2割程度しか票を得ていない れいわ新選組』
「自民党は2割程度しか」などと表現してしまうのは、
ブーメランの重厚さにも ほどがある と思うのですが…




アンチ自民党による印象操作

あと、2023年11月にも Twitter(X)で こんな画像 を見つけました。
(このツイ主が画像制作者本人かは 不明です)

元データは 2021年の比例代表選 のもののようですが、
「野党の投票数」を明確にすると簡単にボロが出るので、
『自民党の投票数と、選挙に行かなかった人の数』だけを比較する

という、姑息な情報操作 が なされています。


ちなみに 自民党以外の政党の得票は、
最大の「立件民主党」ですら 1149万人 と、自民党の 6割以下

次いで、「維新」の 805万人、「公明党」の 711万人と来て、
それより下は、「国民民主党」の 259万、「共産党」の 416万人、
「れいわ」の 221万人
となっています。

「れいわ」に至っては、自民党の得票の 11%
上のイラストで表現するとしたら『人間2人分』に過ぎません。

そりゃ、あの手この手の 情報操作で
『自民党 恐るるに足らず!』と虚勢を張るぐらいしか、
アピールのしようが無い
よなぁ… と、見てて切なくなるほどです。




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ザッと見ただけでも、
これだけの
『ウソ』『詭弁』が、

このグラフを用いた
アンチ自民の言葉には
隠されている
のです。



「ウソや詭弁を使わないと、
相手を批判できない」



それって、
『批判している側こそが オカシイ』
何よりの証拠

ではないでしょうか?

 




ちなみに このグラフ、
そもそも「色分け」も
おかしい
んですよね。


「自民党」は赤色、
「公明党」は肌色…
などとなっていて、

どうして
『野党』(アンチ自民的な)を
ひとまとまめで「緑」に
塗っている
のか…?

 



各政党の「グラフ」の色分けを、
「表」のほうにも適用
してみれば
おかしさは 一目瞭然 です。


なにしろ、
5つの野党+「その他」を、
全て『緑』にしている

のですから…


2019年 参議院比例代表選(多分)の政党別得票率【色分けバージョン】


というかさ…

どうして
野党は「ひとまとめで緑色」なのに、
与党は『自民と公明を色分け』
してるの?


都合よくコロコロと
比較対象を変えないでほしい

んですけど?




「ウソや詭弁を使わないと、
相手を批判できない」


それって、
『批判している側こそが
オカシi …
(さっきも書いた)





ちなみに 緑色の範囲
(野党の得票数)
「2092万 6799票」でした。


これだけの野党が 共闘(笑)しても、
たった1つの政党「自民党」の得票
「1.18倍」に すぎない のです。


野党支持者が
ウソをつきたがる
気持ちも、
分からなくはありませんね。

 



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最後になりますが、

僕は別に、皆さんが
「自民党以外の党」を選ぶ ことを
悪いとは言いません。



言うまでもなく
『政党の選択は 個人の自由』
ですし、

かくいう僕自身も若い頃は、
『自民党ばかりが
与党になり続けることは、
自民党の慢心に つながるのでは?』

などと考え、

数回は、民主党 や 共産党に
投票した時期もあった
のです。






でも、

自民党に負けるたびに
的外れな負け惜しみをわめく
『野党議員』の姿
や、


自民党が やることは
何でもかんでも「悪」と決めつけて
批判し続けている
一部の『大手マスコミ』の
偏向ぶり



30代になって
『ルサンチマン』
という言葉を知ったこと



そして何より、先述の
『アンチ自民の 異常性』
日常的に 目の当たりにする
につけ…




『自民党も 決して
100点満点ではないが、


だからといって
「ただもう 政権 欲しさに、
ナリフリかまわなくなっている」
こんな危険な野党たちには、


間違っても この日本国を
任せたくない…』
と、

深く心にきざむように
なったのです。






繰り返しますが、
皆さんが選ぶ政党は自由 です。


でも その選択には、
『正確な情報』『正確な比較』
をもって、
のぞんでほしい
のです。



一方的に 自民党を批判 し、
ただただ 野党をほめちぎっている
そのマスコミやデータは、

本当に、信頼のおける
客観的なマスコミやデータ

ですか?





あなた自身
それをキッチリと見極めた
その先にこそ、

『より 正しい答え』
『より良い あなたの暮らし』
『より良い 日本国』
は、

あるのです。

   




『自民党を支持してるのは、有権者の たった 17%』の 大嘘(笑)


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■【3月26日 追記】


ちなみに、

今回の このページの内容を
短くまとめたものを
「Togetter まとめ」
に 投稿したところ…


読んでくださった方の中から、

『公明 6%、維新 5% なのに、
公明が 維新の2倍に見えるのですが?』


いただいた指摘コメント
(文章を読みやすくするため、元の横長画像を加工してあります)

との 指摘コメントが
寄せられました。





「言われてみれば!」と、
あらためて 電卓片手に計算して、
元グラフを参考に
新たに自分自身で
グラフを作ってみた
ところ…


公明党が やや大きく表示
されていた
事もありますが、


なんと、
自民党が 1割ほど
小さく描かれていた

ことが判明しました。

  


自民党の得票率が、なぜか小さく描かれていたグラフ



制作者の ウッカリミスか…?

はたまた これも、
『印象操作の 一環』
なのか…?


まったくもって、
「アンチ自民」の まき散らす情報は
油断がならない…

再認識した次第です。

   



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