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『記事写真の撮り方』で、信用できないマスコミは見極められる
■『記事写真の撮り方』で、
信用できないマスコミは
見極められる
執筆 2022年 11月06日
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世の中には
(比較的)信用できるマスコミ
と、
(比較的)信用できないマスコミ
が
あることは、
皆さんも ご存知の通りです。
でも、
「どうやって それを見抜くか?」
と 言われると、
なかなか難しいものがありますよね。
そこで 今日は、
そんな
『マスコミの 信用度』
を
ほぼ1発で見極めるテクニック
を ご紹介します。
その方法とは…
『記事の写真の 撮り方』
に 着目するのです。
記事に使われている写真に見られる
「ある特徴」
から、
「そのマスコミの報道姿勢」を
ほぼ確実に見抜けてしまう
んですよね。
以下で、
『建物写真』
と
『人物写真』
について、
(オマケで もう1点)
見極め方
を ご説明いたします。
ぜひ 参考にして、
『信用に値しないマスコミ』
を 見抜く手がかり
に
してくださいね。
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まずは
『建物写真』
についてです。
以下の
2枚の写真
をご覧ください。
(いずれも
『鎌倉(長谷)の大仏さま』
です)
A
B
(こちらは、元写真を やや
加工
してあります)
Aの写真
を見た あなたは、
この大仏さまからは
特に不快感は感じず、
むしろ
暖かで 親しみやすいもの
を
感じるのではないでしょうか?
一方、
Bの写真
を見たとき、
この大仏さまから
何か 空恐ろしいというか、
ブキミなもの
を
感じたのではないでしょうか?
生物でもない「大仏さま」が、
どうして 写真によって
「あたたかく」見えたり
「ブキミ」に思えたりするのか…?
実は これ、
私たち生物特有の
『錯覚』
によるものなのです。
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まず
Aの写真
は、
「よく晴れた日」
に、
「離れた場所から」
「建造物の中心と同じぐらいの高さから」
撮られています。
すると、撮影された建物は、
「さわやか」
で、
「押し付けがましい巨大さも無く」
「自分と同じような視点(価値観)の存在」
であるかのごとく感じられ、
見た者に
『安心感・信頼』
を
感じさせるようになります。
こんな さわやかな
撮り方をされれば、
たとえ
その建物の正体
が
『詐欺集団がゴッソリ入居している
テナントビル』
や
『庶民を 情報操作で操る気マンマンの
極悪マスコミの本社ビル』
であっても、
「こんな さわやかな建物を
使っているなら、
きっと信用できる企業に
違いない!」
と
不用意に信用してしまう人
も
出てきてしまう事でしょう…
一方で
Bの写真
は、
「曇り・あるいは雨の日」
に、
「近場から」、
「下からアオるように」
撮られています。
(というか、そのように
加工
しました)
すると、撮影された建造物は
「ドンヨリと暗く
何か 一クセありそうな」
感じの、
「圧迫するような巨大さ」
で、
「上から見下す 尊大な存在」
のように感じてしまいます。
これが
企業ビル
であれば、
『きっと 腹黒い奴らが出入りしてる
極悪ビルに違いない!』
と
思い込む
かもしれませんし…
これが
政府関連の建物
であれば、
『きっと 庶民のことなど
奴隷ぐらいにしか考えていない、
偉そうな腹黒い政治家がつまった
建物に違いない!』
と
信じてしまう
人も
出てくる事でしょう…
人間も しょせんは
生物ですから、
『暗い場所』
や
『巨大な物』
には、
本能的に「恐怖・嫌悪感・敵意」を
感じてしまう
ものなのです。
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こうした
錯覚
を 悪用すれば、
その手の知識を
ほとんど持っていない
私たち民衆
を ダマす
など、
たやすい事です。
自分たち自身や、
自分たちの推す団体を
『この企業に勤めている人々は、
立派な善人なんですよ〜?
この
「さわやかなビル」
の
写真を見れば、
皆さんも そう思うでしょう?』
などと、
さも
正義の存在
のように
アピールしたり…
『政府の奴らは、庶民の事なんか
これっぽっちも考えていませんよ〜?
この、我々 庶民を見下すような
「威圧的な建物」
を見てください!
こんな奴らの奴隷のままで
悔しくないんですか〜?
さあ、次回の選挙では
私たちの勧める政党に投票して、
政権交代を実現しましょう〜〜』
などと煽って、
自社の利益につながる政党に有利なように
民衆を扇動
したりも
できてしまうわけです。
そんな風に
心理テクニックを悪用
して、
読み手・視聴者である私たちを
思い通りに操ろうとする連中
が、
本当に
「信頼のおけるマスコミ」と
言えるでしょうか?
つまり、
こうした姑息な操作テクニックを
多用するマスコミ
こそが、
『信用おけないマスコミ』
というわけです。
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そして、
同様の
心理操作テクニック
は、
『人物写真』
においても
悪用されることが多いのです。
基本は「建物写真」と同じ
です。
「暗い場所」
で、
「やけに近くから」、
「カメラを見下ろすような」
顔写真なんて、
不快感
しかありませんよね。
(試しに ご自分の顔を、
そんな感じでスマホで撮影してみてください。
自分の顔なのにイラッとする
事でしょう(笑))
よく
『履歴書の 顔写真の撮り方』
という説明本やサイトがありますが、
あれらは 要は、
上記のような
他人に不快感や疑念を抱かせる撮り方
を
「しない」ためのテクニック
を 解説しているのです。
(「明るい光の下で」、「適度に離れた場所から」、
「視線を正面にして」 撮影するように… という感じに)
さらに言えば
「人物写真」
には、
建物写真
以上に
『情報操作に適した要素』
が あるのです。
その1つが
『表情』
。
実は「人の表情」というものは、
本人が意識している以上に
意外に短時間でコロコロと
変わっている
ものなのです。
そうした物の中から
『視線をそらすような』
『少し暗い場所にいたときの』
顔写真を意図的にチョイスして、
『○○総理、野党の追及に
不快感あらわ!』
『俳優の□□、
不倫疑惑の報道に激怒!』
などと タイトルを付ければ、
「あー、たしかに この人の表情は
絶対 裏で何かやってる顔だわ。
この記事に書いてあることも
真実なんだろうな〜」
などと、
簡単に引っかかる おバカさん
も 出てくるわけです。
ちなみに、悪用されるのは
「暗い顔」ばかりではありません。
さわやかな笑顔
であっても、
下記のような記事
で使用すれば、
ほーら、この通り。
『与党「○○党」、来年以降
税率を上げる方針』
どうですか?
この記事を読んだ人々が、
『キエエエェェェェェッ!!
私ら庶民が生活に苦しんでるのに、
なんだ その 人を小バカにした
ヘラヘラ顔は!!
よーーし 分かった!
もう次回以降 絶対に
「○○党」になんか投票せんわ!!』
と、
勝手に 怒りの炎を燃やす
光景が
容易に想像できるでしょう?
『自分たちの怪しいウソ記事に
真実味を加えるような、
「悪意ある 顔写真チョイス」
を 平気で行う』
…
これも また、
『信用おけないマスコミ』
の 特徴の1つなのです。
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そうそう、
分かりやすいケース
が
もう1件ありました。
『都合のいい箇所だけズームしたり
トリミング(切り抜き)』
した 写真です。
これは 近年、
「政府に抗議する 市民団体のデモ」
などの報道
において、
一部マスコミが頻繁に やらかしている
「有名な手口」
なのですが…
要は、
実際の人数は少ない
のに
「人々のいる辺りだけ ズームしたり
トリミングする」
ことで
『写真いっぱいに 人が写っているので、
さも 大規模なデモや催し のように
記事を読んだ人が勘違い
する』
効果を狙ったものです。
たとえば 下の写真は、
僕が
2007年
に
北海道
に旅行したとき、
本当に たまたま
『函館 五稜郭タワー』
内で撮影した、
何かの催し
(詳細不明)
の写真です。
こうして離れた所から
客観的に見れば、
施設内の 一角を使用した、
用意されている席の数に相応しい
「ちょっとした規模のイベント」
であることは 一目瞭然ですよね?
それでは これを、
『反政府のデモ』の写真
と
考えてみましょう。
(もちろん、実際は違いますよ?)
そして、
写真の一部分だけを
拡大・切り取り
して、
こんなタイトルを付ける
と…
あら ビックリ。
『政府の愚策に 国民の怒りが爆発!
演説会場に あふれかえる 人・人・人…
政府よ 見よ! これが国民の真の声だ!』
こうした
加工写真の
見抜き方
としては、
「まずは 記事本文を読んで、
実際の人数を確認する」
か…
(ただし
主催者発表
の場合は
『大幅に人数を盛っている』
場合も多いですが…)
「周りの建物などの大きさに、
不自然さが あるかどうかを確認する」
ぐらいでしょうか?
(皆さんも、
月と 地上の建造物が同じぐらいの大きさに写っている
大迫力の写真
を見たことがあると思うのですが…
実際の月の「見た目の大きさ」は、のばした腕の先の親指でも
隠れてしまうぐらい小さいのです。
つまりアレは
「ズーム」した写真
なんですよね)
こんな
トリック
を
『報道写真』
に使用する連中が、
まともなマスコミで
あるはずがありません。
地球最高の頭脳
を誇る
我々
「人間」
ですが、
『写真1つ』で ここまで簡単に
印象操作されている
のだと
気づいてみると、
なんだか
恥ずかしい
というか、
バカバカしくて
自分を笑いたくなってきますよね。
『記事写真の 撮り方(使い方)で、
そのマスコミが
信用できるかどうかが分かる』
…
この
「判断基準」
を
おぼえた あなたが、
今日から
『悪徳マスコミ』を 見抜き、
その姑息な手段を指摘できる
「本当の大人」に成長し、
より良い日本を作ってくれること
を、
心から期待しています。
(なお、文中の
『函館 五稜郭タワー』の催し
の写真は、
2022年時点で 15年も前の古い写真である事、
遠写である事などから、「目消し」は入れずに
そのまま使用させていただきました)
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