【広告】
Index
→
デマ・陰謀論
→
陰謀論にハマる人に見られがちな『5つの特徴』
■陰謀論にハマる人に
見られがちな『5つの特徴』
執筆 2022年 04月13日
更新 2024年 04月01日
Tweet
いつの時代も 尽きないもの…
それが
『陰謀論』
です。
そんな
「陰謀論」
に踊らされて、
『私は、世の中の裏側を知った!』
『自分は、真実に目覚めた!』
などと 自己陶酔し、
第三者に陰謀論を布教しようとして
多大な迷惑をかけたり、
家族や友人を泣かせる人間
も また、
尽きることはありません…
このページは、
あなたや あなたの大切な人が
『陰謀論に ハマりこんで、人生を台無し』
にしてしまわないために…
そして、
あなた自身が
陰謀論者から攻撃
されたときに、
『いち早く 彼ら・彼女らの性質を見抜き
自衛しやすくなる』
ことを祈って、
「陰謀論を信じこむ人」
に 見られがちな、
『5つの特徴』
を まとめたものになります。
ぜひ、最後まで お付き合いください。
【目次】
-
『不幸者』である
-
『プライド』が 無駄に高い
-
『孤独』である
-
実は『知識不足』
-
『少数派』を支持する事をカッコイイと勘違い
【下へ 続きます】
↓
【広告】
■『不幸者』である
いきなりキツい事を言いますが、
「陰謀論」をスンナリ
信じてしまうような人間
は、
十中八九
『不幸者』
です。
もちろん
金銭的な不幸(貧乏)
も関係しているでしょうが、
それよりも
「心」や「人間関係」による不幸
…
たとえば、
「親から まともな愛情を受けずに
育ってしまった」
「良い知人・友人に恵まれなかった」
「知人友人を 大切にしてこなかった」
そんな方面の不幸が、
とても重要です。
そうした人間は、
常に何かが不足している様な
心の飢餓感
を抱えた状態
にあり、
「つらい現実から目をそらしたい」という
逃避欲求
も 根深いため、
陰謀論のような『突拍子のない話』でも
(むしろ 突拍子が無いものほど)
受け入れてしまうような
「心の隙」
が出来がち
なのです。
(一応
「十中八九」
と書きましたが、
個人的には
100%
と断言したいほどです。
なぜなら
『その人自身の不幸』
こそが
『現実離れした陰謀論』を待望する
スタート地点
だからです。)
■『プライド』が 無駄に高い
今のような時代、
「自分は不幸だ」
と考えている人は
かなりの数 存在している
はずです。
そして先述のように
『不幸な人』は、
陰謀論へ足を踏み入れる危険と
常に隣り合わせ
です。
…にもかかわらず
世の中を見渡してみると、
『陰謀論にハマりこむ所まで
行ってしまう人』は、意外に少ない
のは なぜでしょう??
それは、
その人が そこまで堕ちる前に、
「その人の中の 冷静な思考」や、
「周りの人々の 助言や叱咤」が、
転落から助け起こしてくれる
からです。
生まれ持った「金銭環境」や
「親の人間性」
に 恵まれなくても、
その人自身が
自らの人生の中で築き上げてきた、
「環境」や「人間関係」や「自意識」
…
それが結果的に、
『陰謀論』の 魔の手から、
自分自身を救ってくれている
のです。
逆に、
そうしたものを 築けなかった人間
は、
簡単に「陰謀論」の沼にハマりこみます。
中でも
『プライドが 無駄に高い』
というのは 致命的…
プライドが高いから
、
陰謀論を見つけたときも、
『なんで一般人が こんな簡単に
「世界の裏の真相」に辿り着いたり、
誰でも見れるところに書けたりするんだよ(笑)」
とは 考えられず、
『周りの奴らよりも賢い
自分のような人間だからこそ、
ネットの情報の海の中に埋もれている
「世界の裏の真実」を探し当てたのだ!』
と、自己陶酔に陥りますし…
プライドが高いから
親切心から その陰謀論のオカシサを
指摘してくれる人
を、
『自分の能力を過小評価する 憎い敵』
としか認識できず、
感謝するどころか、
猛烈な逆ギレや 逆恨み
といった
「攻撃」で 返礼してしまうわけです。
■『孤独』である
先述の
「プライドが高い」
にも
関係してきますが、
陰謀論の信者は、
ほぼ例外なく
『孤独』
です。
(プライドの高さから、他人の言葉にも耳を貸さず、
「自分こそが世界の中心であり、価値基準!」
と 思い込んでいるような人間ですから、
周りの大半の人が距離をあけたがるのは当然ですね)
そして 孤独ゆえに、
こうした人たちの心の奥底にうごめく
『承認欲求』
(他者に認められたい気持ち)
には 凄まじいものがあります。
そんな枯渇状態にある人間が、
ある日
自分と同じような
「陰謀論を信じる連中」から
称賛(イイネ)されたりする
と、
もう大変。
「交流や称賛」に慣れていない
分、
その感動も 過剰
で、
『自分は 認められた!』
『陰謀論仲間のために
一生を捧げても構わない!』
といった 危険な心理状態に
簡単に陥ってしまうわけです。
この辺りの流れは、
『カルト宗教』に
ハマりこむ人間の それ
と 近似のものがありますね。
【下へ 続きます】
↓
【広告】
■ 実は『知識不足』
陰謀論者たち
は よく、
『我々は、愚かな一般人たちと違い、
自分の頭で考えて真実に辿り着いた!』
などと 猛って、
私たち 愚かな一般人(笑)
を
馬鹿にしてきます。
しかし、
もし あなたが一度でも
陰謀論者と討論
したことがあるのなら、
むしろ
『陰謀論者の 知識の、
おそるべき低さ』
に
驚き、かつ 呆れ果てた
のではないでしょうか。
彼ら・彼女らが
「ちゃんと 自分の頭を使って、
正しさを検証した!」
と
自慢している、
世界の裏で進行している
恐るべき陰謀の手口
の数々は、
その ほとんど全てが
『目先の 100円を得るために
100万円を投入する』
ような、
無知な 世迷言
…
聞いている こちらとしても、
「あのー、巨大裏組織の皆さんは、
算数もできない方々なのでしょうか?」
としか思えません
しかも、
陰謀論者の そうした
『主張の 穴』
を
こちらが指摘
してやっても、
彼ら・彼女らは
知識を持っていない
ので、
まともに反論できずに
うろたえる
か、
逆ギレを起こす
か、
『あ〜あ、無知な奴には
どれだけ説明しても通じないね〜』などと、
自分のことを棚に上げて
意味不明の「上から目線」に
自己陶酔する
ばかりです。
(あとは
『他者に頼った反論』
も多いですね。
「この動画を見れば お前にも理解できる!」
「このサイトを読めば、真実が書かれている!」
みたいな。
自分で説明できない(理解できていない)ものを
やすやすと信じ込んでいる その矛盾
を
どうして自覚できないのでしょう??)
また、
あの人たちの反論姿勢は、
たとえば こちらが
歴史的観点から指摘
すれば、
『歴史は権力者によって
ねじ曲げられてるから
参考にならない!』
と わめき、
科学的視点から指摘
すれば、
『偉い学者の言葉を鵜呑みにして、
かわいそうな奴!』
と 勝ち誇る、
自分の無知を見抜かれないための
『論点ズラシ』
ばかりなので、
討論が まともに進展するはずが
ありません。
そもそも
陰謀論信者の
根本的な欠陥
として、
『情報を幅広く客観的に見る能力』
が、いちじるしく欠けている
というものがあります。
いわゆる
『木を見て 森を見ない』
タイプの人間ですね。
「狭い範囲にかぎって言えば、
正しいように見える情報」
も、
ちょっと冷静になって
視野を広く考え直したら、
矛盾だらけだった(苦笑)
という経験は
皆さんも よくあると思うのですが…
陰謀論信者には この
「広い視野に切りかえる 冷静さ」
が
根本的に欠落している
わけです。
(ひらたく言えば
『地頭が悪い』
のです)
こうした
『頭の悪い 陰謀論』
の
一例としては、
昔から
アンチ巨人
が
信じ込んでやまない
『東京ドームの 空調ドームラン』
が 有名です。
『プロ野球チーム「読売ジャイアンツ」は、
ホームグラウンドである「東京ドーム」で
試合をするとき、
ドーム内の空調を操作することで
ドーム上部の空気の流れの向きを変え、
巨人打者の打球は
遠くへ飛ばしてホームラン
にし、
敵チームの打球は
押し戻して
外野フライにしている !!!
』
というのが、
アンチ巨人の 言い分
です。
でも この話、
ちょっと 野球の知識がある人
なら、
「そんな高さまで飛ぶ打球を
わざわざ ねらって打つ方が、
むしろ
ホームランを打つより難しい
んじゃないの?」
と 気づくでしょうし…
ちょっと 物理に詳しかったり
直観のはたらく人
であれば、
「密閉したドーム内で
打球を押し流すような風を吹かせていたら、
内部は暴風で 阿鼻叫喚の地獄絵図になる
のでは?」
と 思いつくはずです。
(それを、観衆に気づかれずに実行している東京ドームは、
きっと
凄い 未来技術
(笑)が使われているのでしょうね)
「野球」についても「物理」についても
知識不足なアンチ巨人
だからこそ、
『空調ドームラン』のような
デマ(陰謀論)
を信じ込み、
『自分たちは、悪の巨人軍の
陰謀を見抜いた!』と
はしゃげる
わけですが…
そんな
アンチ巨人の醜態
は、
そのまま
他の『陰謀論者』の
それでもある
わけです。
■『少数派』の団体や意見を
支持している自分を、
カッコイイと勘違いしている
日本には 昔から
『判官贔屓』
(ほうがんびいき・はんがんびいき)
といって、
少数派や 弱いものの味方をする人は
カッコイイ!
といった風潮があります。
『多数派の味方をする者は 無思考!』
とまで断じて、
多数派意見をあざ笑っている人まで、
一部に存在するほどです。
そして、
こうした
「判官贔屓」の傾向が
過剰に強い人
は、
『陰謀論が世に広まらないのは、
権力者のような存在が
裏で圧力を加えているからでは?』
『陰謀論の信奉者が少数だからこそ、
自分のような人間が
応援してやらなければ!』
といった
おかしな使命感
に
取りつかれがちなのです。
しかし、
物事で本当に 大切・重要
なのは、
主張者が 強いか弱いか、
多いか少ないか
ではなく
『その内容』
です。
「主張者が 多い・強いから」と、
『寄らば大樹の陰』
で支持する
のは、
たしかに
無思考
ですが、
「主張者が 少ない・弱いから」と、
判官贔屓 まる出し
で支持する
のも また、
無思考
だと気づくべきです。
そして 試しに、
『ルサンチマン』
という言葉を、
ネット検索などで調べてみて下さい。
そこには、
「主張者が 多数・強者」であるほど
相対的に自分のちっぽけさを意識して 嫌悪を感じ、
『アンチ心理』が発生してしまうプロセス
について
きちんと
種明かし
されているはずですから…
ちなみに自分は、
日本の
「陰謀論 信奉者」
には、
『左翼』『野党支持者(アンチ自民党)』
『オカルトマニア』『アンチ巨人』
などが多いと感じています。
その背景には
『判官贔屓』
…
「少数派への 歪んだ愛着と美化」
が
潜んでいると考えます。
【下へ 続きます】
↓
【広告】
「実は自分は、不幸で無力なのだ」
という 事実・現実を突きつけられた時、
人には
2つの道
があります。
『つらくても、その事実・現実を
受け入れる道』
と、
『都合の悪い事実・現実から
徹底的に目をそむける道』
です。
これは、
「虫歯」
や
「ガン」
に たとえると
分かりやすいでしょう。
つらくて怖くても、
自分の病気と向き合って
治療を始めた者
には、
完治・延命の可能性
が
生まれます。
一方で、
「これは気のせい」
と
ムリヤリ無視を決めこんだり、
「詐欺まがいの おかしな民間療法」
に頼れば、
治癒はおろか、
大切な自分の寿命を縮める
恐れすらあります。
「事実・現実」
を 否定し、
「自分に都合よい願望」
に 逃避すれば、
後々 巨大なツケが
己の人生を台無しにしてしまう
のは、
「病気」も「情報」も同じ
なのです。
全ての「陰謀論者」
に、
自分は 言いたいです。
「世の中の裏側」
よりも まず、
『己の内側の 幼児性』
と
向き合いなさい
、と。
僕は、
社会の発展において
最も障害となる行為
は、
『騙し・詐欺』
と 考えています。
この社会を作る皆で協力しあって、
この病理
を 社会から駆逐し、
本当の意味での
社会発展
の、
スタート地点に立つ
…
このページが、
その一助となってくれたら、
こんなにうれしいことは ありません。
【下へ 続きます】
↓
【広告】
[目次 に 戻る]
Tweet